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2007/08/12 : 新しい「視覚図書館」学講座とは
YouTubeにより新映像時代が幕を開けました。
Web2.0時代に突入した現在はデジタル画像がインターネット上にあふれています。
かねてから視覚表現物への関心が高い欧米先進国の図書館、例えばパリ国立図書館には、写真部門があり、膨大なコレクションを所有しています。
人口5万人のイッシーネムリノ市では音楽アーカイブの市民への貸し出しも日常化しています。
しかし、日本全国に5000館以上ある図書館では、そのような時代状況に対応し切れていません。その原因のひとつに「図書館司書」資格のカリキュラムが文字を中心とした明治以降の資格制度のまま変わっていないことがあげられます。図書館を運営する人は文字表現物の専門家であり、美術館を運営する人は視覚表現物の専門家であるという2分類に分かれたままなのです。
1960年代から写真・映画・テレビの複合化による急速な映像時代に入りましたが、それらのアーカイブは図書館と美術館の狭間で無策に放置されてきました。
また、デザイン・音楽・美術カタログなどは現在の生活の中で知的必需品になってきていますが、その社会的保存・活用体制が脆弱なまま半世紀が経とうとしています。
日本ではまず図書館司書の視覚表現分野への専門教育と美術館附属図書館の充実化および市民への公開が課題といえます。
彩都メディア図書館では、写真・映像・現代美術・デザイン・音楽の専門図書館として、これらの課題に対し、新しい「視覚図書館」学講座を始めることになりました。
図書館司書の資格や博物館学芸員の資格をすでに持っている人で新しい仕事場のパイオニアをめざす人、これらの資格の取得をめざしている人にぜひとも受講していただきたいと思います。








